「議事録、あとで送っておいてね」
このひと言、ちょっと重く感じることはありませんか?
話しながらメモを取り、あとで思い出しながら整理し、言葉を整えてメールで共有…。
正直、本来の業務以上に手間がかかるのが議事録です。
しかも、聞き逃したり、ニュアンスをうまく書き表せなかったりと、悩みはつきません。
そんなときに便利なのが、生成AIを活用した議事録の自動作成です。
AIで議事録を「自動生成」する時代に
最近では、ZoomやTeamsといったオンライン会議ツールと連携し、AIが会話を自動で文字起こし&要約してくれるサービスが増えています。
たとえば:
- Zoom+Notta(ノッタ)
- Teams+Copilot
- 音声を録音して、ChatGPTに要約を依頼
こうしたツールを使えば、参加者全員の発言が記録され、後から要点だけを抽出することができます。
「え、そんなに正確なの?」と思うかもしれませんが、最近のAIは日本語の精度も良くなっています。
を驚くほど自然に文章まとめてくれます。
箇条書き・要点抽出・フォーマット化も簡単に
AIを使うと、以下のような出力が可能です:
【議題1】プロジェクトの進捗
- 予定より1週間遅れている
- 原因は外注先の納品遅れ
- 対応策として人員の再配置を検討中
【議題2】来月のキャンペーン施策
- SNS広告の強化案が提案された
- 決定は次回会議まで保留
このように要点が整理されていて、あとから読み返しやすい形になっています。
フォーマットをテンプレート化しておけば、さらに効率的です。
「丸投げ」ではなく“ひと手間”が大切
AIは便利ですが、完全な自動化には注意も必要です。
- 会議の目的に沿っているか?
- ニュアンスが正しく伝わっているか?
- 書かれていないが重要なやり取りはなかったか?
といった人の目による確認と微調整が、やはり最後には必要です。
ただし、最初の7~8割がAIでできていれば、残りはチェックと整えるだけ。
体感で言えば、従来の半分以下の時間で議事録が完成します。
まとめ:議事録の「面倒」はAIに任せる時代へ
議事録作成にかかる手間は、生成AIを使うことで確実に減らせます。
しかも、要点をうまく整理する練習にもなり、自分自身の理解も深まります。
「AIに頼るのはちょっと…」と感じる方もいるかもしれませんが、
実は一度使ってみると、その便利さに驚くことが多いはずです。
まずは、次の会議で「試しに文字起こししてみよう」から始めてみませんか?
議事録作成のストレスから、きっと解放されますよ。
次回は、報告書・提案書の「最初の一文」はAIにお任せ!生成AIでたたき台を簡単作成を紹介します。
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