池井戸潤原作の「シャイロックの子供たち」がU-NEXTで独占配信されています。実はわたしこの作品を映画館まで観に行きました。原作とは違う結末でしたが、さすが池井戸作品という内容で大満足でした。
まだ観ていないという人はU-NEXTで観れますよ。特に嫌いな上司がいるという人におすすめです。
そこで今回は、この「シャイロックの子供たち」のおすすめポイントを紹介します。
池井戸作品の原点
阿部サダヲさんと上戸彩さんが好きというのもあったのですがなんといっても池井戸作品が好きです。
しかもこの作品の原作は池井戸氏本人が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言しているほどでまさに池井戸作品の原点。これはファンならずとも観るしかないでしょう。ただし、原作とは結末が違いますけどね。
黒幕をやっつける爽快感
池井戸作品の特徴は勧善懲悪。徹底的に追い詰められる善。あとひと押しされたらおしまいだという崖っぷちでの大逆転。悪事を暴ばかれ懲らしめられる悪。最後の最後にスカッとする爽快感がたまらない。
見どころポイント
銀行の小さな支店でおきた現金紛失事件から物語は始まる。この現金紛失事件はもっと大きくドロドロとした悪事の序奏にすぎなかった。
題名にあるシャイロックとはシェイクスピアの喜劇ヴェニスの商人に出てくる強欲な金貸しのことなのです。その子供たちとはいったい誰のことなのか?
一見、善側の人間のように思える登場人物が実は悪側だったりする展開。黒幕の正体は意外な人物で「おまえかい!」と言いたくなる。でも誰の中にもシャイロックはいるのだと思うよ。
自ら進んでシャイロックとなるのか、周りに引きずられ否応なくシャイロックとなるのか、最後までシャイロックにはならないのか。
この作品の主人公である阿部サダヲさん演じる銀行員西木は果たしてどうなのだろうか?上戸彩さん演じる北川は?気になりませんか。
まとめ
お金にまつわる人間模様。池井戸作品らしく最後には偉そうにしていた悪者が成敗されてハッピーエンドかと思いきや意外な展開に。
原作とは違う結末なので「原作を読んだ」というひとでも楽しめると思いますよ。
ぜひU-NEXTでご覧ください。
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本ページの情報は令和5年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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