あなたの収入は、どこから得ていますか?
ほとんどの方が、「会社の給料」と答えるはずです。
でも、それがたった1つの収入源だとしたら……少し怖くありませんか?
会社が倒産したら?
体調を崩して働けなくなったら?
家族の介護や子どもの教育費が一気にかさんだら?
「まさか、自分がそんな状況になるなんて」――
そう思っていた人たちが、コロナや人員整理の波にのまれました。
実は、**収入を1つに依存すること自体が“ハイリスク”**なのです。
特に40代は、これから子どもの進学や親の介護、老後の備えなど、支出が一気に増えるタイミング。
そんな時期だからこそ、「稼ぎ口を2つ以上に分ける」という視点が重要になります。
収入が1本だと起きやすい「3つの現実」
● 会社の変化に巻き込まれる
業績悪化、人員削減、早期退職…。
どれも他人事のようでいて、気づけば自分に回ってくるものです。
● 自分や家族の事情で働けなくなる
40代以降は、体力も落ちてきます。
病気やケガ、家族の介護で働けなくなるケースは年々増えています。
● 本業に全てを預けることで選択肢が減る
「会社にしがみつくしかない」という状態では、嫌な仕事も辞められません。
収入源が1つしかないと、精神的にも追い込まれやすくなります。
稼ぎ口を2つにすることで得られる5つのメリット
1. 一方の収入が減っても、生活が安定する
副収入があれば、たとえ本業に影響が出ても生活を保てます。
2. 会社に依存しすぎなくて済む
「いざとなればこっちがある」という選択肢が、心に余裕を生みます。
3. 新しいスキルや人脈が得られる
副業を通じて出会う人や知識が、将来のチャンスにつながることも。
4. 将来に備えた“育つ収入源”になる
ブログや情報発信などは、コツコツ続けることで資産型収入に育ちます。
5. 働き方の自由度が高まる
収入の柱が2本あれば、転職・独立・早期退職など、選択肢が増えていきます。
実例:収入を分けて人生が変わった人たち
Aさん(43歳・メーカー勤務)
子どもの塾代がかさみ、副業でライターを開始。
本業+月5万円の副収入で家計に余裕ができ、夫婦喧嘩が激減したそうです。
Bさん(46歳・営業職)
通勤時間を使ってブログを更新。
半年後には広告収入が入り始め、現在は月3万円のストック収入に。
Cさん(45歳・管理職)
中古マンションを購入し賃貸運用をスタート。
家賃収入を老後資金に回す仕組みを整え、60歳前のFIREを目指している最中です。
副業だけが「稼ぎ口」じゃない
稼ぎ口を増やす=副業、と決めつけていませんか?
もちろん副業も有効ですが、他にも選択肢はあります。
- 少額から始める投資(株、投資信託)
- 自分のスキルを販売する(note、有料相談など)
- コンテンツを作って発信する(ブログ、YouTube)
- 本業のスキルを生かして講座化・教材化
稼ぎ方は1つじゃない。
**「時間型」×「資産型」**など、組み合わせることでリスクも分散できます。
注意点:いきなり頑張りすぎないこと
- 本業に支障を出さない
- 家族の理解を得る
- 完璧を求めず、まずは「月1万円」など目標を小さく設定する
焦って副業に失敗しては本末転倒。
まずは「続けられるか」「向いているか」を試すことが第一歩です。
まとめ:40代こそ、収入の「保険」を持とう
稼ぎ口が1つしかないということは、家計も人生も、その1本にぶら下がっているということ。
でも、もう1本あれば?
それだけで、選択肢も気持ちの余裕も大きく変わります。
副業でも、投資でも、発信でも。
今日できる小さな一歩から、「もう1本の収入源」を育てていきませんか?
40代はまだ間に合う。いや、今が一番動きやすいタイミングです。
コメント