前回、粉末消火器が品薄になっているという記事を書きました。実は二酸化炭素消火器も品薄になっているのです。
そこで、今回は二酸化炭素消火器が品薄という話です。
容器が足りない
二酸化炭素消火器はその名のとおり二酸化炭素を放射して火を消す消火器です。容器内には高圧に圧縮した二酸化炭素が充填されています。そのため、二酸化炭素消火器の容器は粉末消火器のものとは違い高圧に耐えられる特殊なものとなっています。
実は、この二酸化炭素消火器用の容器を製造している業者は国内に1社しかないのです。国内の消火器メーカーは数社ありますが結局のところみんな同じところから容器を仕入れているのでした。
需要増により容器の製造が追いつかなくなってしまった。容器が足りない。二酸化炭素消火器が作れない。その結果、品薄となっているのです。
半年待ちという場合も
消火器メーカーに二酸化炭素消火器を発注してみたところ「納期は未定です」という回答でした。昨年注文した分は半年程かかってようやく納入されました。
注文してもいつ納入されるのかわからないという状況です。
まとめ
二酸化炭素消火器が品薄になっている。その理由は容器が足りないから。注文してもいつ納入されるのかわからない。もし購入する予定がある方はかなり早めの発注準備が必要ですよ。
以上、今回は二酸化炭素消火器が品薄という話でした。
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