最近話題のポータブル電源ですが「種類が多すぎてどれを選んでいいのかわからない」という人も結構多いようです。せっかく購入するのだから後悔をしたくないですよね。購入の際にチェックすべきことを確認しておけば失敗を回避できますよ。
そこで今回は、ポータブル電源の選び方についての解説です。
電源容量の確認しよう
ポータブル電源の最も重要な要素となるのは電源容量です。一般的にワット時(Wh)で表されます。この数値が大きいほどより多くの機器に長時間電力を供給できるのです。
ただし、ただ大きければいいというわけではありません。停電時に使用したい機器の消費電力と使用時間を確認して容量を決めるようにしましょう。
電源容量に比例してポータブル電源の金額は高価となるのでオーバースペックの容量を選ぶ必要はありません。
出力ポートの種類と数を確認しよう
ポータブル電源で使用したい機器は何でしょうか?そしてその機器の電源接続の方法は何でしょうか?
ポータブル電源はUSBポート、ACコンセント、DCポートなどさまざまな出力ポートに対応しているものが多いです。出力ポートの種類と数が多い方が安心ですね。
充電方法の検討しよう
ポータブル電源の充電方法も重要です。ポータブル電源はあらかじめ充電しておいた電力を使用します。
災害時に停電してしまうと壁コンセントからの充電のみに対応しているモデルは充電することができずいずれ使用できなくなってしまうことでしょう。
ソーラーパネルや車のシガーソケットからの充電も可能なモデルであればさらに安心です。
重量と携帯性を確認しよう
電源容量の大きなポータブル電源はサイズも大きくなり重くなります。
いろいろな場所に移動して使用する場合には軽量かつコンパクトなモデルが好ましいでしょう。一方、非常時の備えとして使用する場合は、持ち運びよりも大容量や耐久性が重要になります。
必要に応じた容量とサイズのものを選んだほうが使い勝手がよくあとあと後悔しなくて済みます。
バッテリーの種類を確認しよう
ポータブル電源のバッテリーには主にリチウムイオンバッテリーが使用されます。高いエネルギー密度と長い寿命を持ち軽量であるためポータブル電源に最適とされてきました。
最近ではより安全性が高く長寿命のリン酸鉄リチウム電池が注目されています。リン酸鉄リチウム電池を搭載したモデルも増えてきているので検討のひとつです。
付加機能と安全性を確認しよう
ポータブル電源にはLEDライトやSOS信号機能、電圧保護、過熱保護などの安全性を高める付加機能が搭載されているモデルがあります。
ポータブル電源を選ぶ際にはこれらの付加機能や安全性にも注目をしてみましょう。
出力波形を確認しよう
電気には波があることをご存知でしょうか?一般家庭で使用される家電品は正弦波という波形で使用されることを前提として作られています。
異なる波形で使用すると故障の原因となります。そのため、正弦波を出力するポータブル電源を選んでおくと安心です。一部のポータブル電源には異なる波形を出力するものがあるので注意が必要です。
まとめ
ポータブル電源は災害時に非常に役立つアイテムです。ですが、種類が多すぎて選ぶのに迷ってしまうものです。上記のことを確認して自分にあったものをもしものときのために備えておきませんか。きっと役に立ちますよ。
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