災害に備えてのポータブル電源にはどれくらいの容量が必要なのか?電源容量が大きいに越したことはないのだけれど大きくなればなるほど金額も高いしサイズもでかくなる。ポータブル電源選びの難しいところです。
そこで今回は、防災用ポータブル電源の容量目安について解説します。
防災用ポータブル電源の容量とはなに?
防災用ポータブル電源の容量は電力を供給できる時間に関係します。一般的にはワット時(Wh)で表されています。
容量が大きければ長時間電力を供給することができ容量が小さいと短時間しか電気を使用することができません。そのため、十分な容量を持つポータブル電源が必要なのです。
電力消費量の確認
防災用ポータブル電源の容量を選ぶためには、災害時に使用したい機器の電力消費量がどれくらいなのか確認する必要があります。面倒ですがここが大事なところです。
災害時に使用したい機器
「大きな災害がおきて停電してしまった」そんなときに使いたい機器は何でしょうか?
- 照明器具
- 冷蔵庫
- IHコンロ
- スマホの充電
- テレビ
- 扇風機(夏)
- ファンヒーター(冬)
災害時に贅沢を言うなと言われそうですがこれくらいは使いたいものです。
夜真っ暗なのは嫌ですし食材が心配なので小さな冷蔵庫を使いたい。煮炊きだってしたいので熱源が必要です。情報収集でテレビも観たいしスマホはもちろん必須。暑い寒いもなんとかしのぎたいですよね。
家電品の消費電力はここをチェック
では家電品の消費電力はどのくらいなのか?実は必ず目立たないところに記載されているのです。
型番などが表示されているあたりに書いてあります。裏のほうとか下のほうに。そこを見ればその家電品の消費電力がわかるのです。
電源容量の目安は
本題に入りますが消費電力に使いたい時間をかけたものがポータブル電源に必要な容量の目安です。
例えば、液晶テレビ(32V型)の消費電力は平均50W程度だといわれています。このテレビを1時間観ると50Whの電力が消費されることになります。もし仮に電源容量が50Whのポータブル電源だったら1時間しか使えないということになります。
このように使いたい機器すべての消費電力に使いたい時間をかけていけば必要な電源容量が求められるはずです。
明かりが点けばいいというのであればそれほど大きなものは必要ありませんがいろいろと使いたいというのであればそれなりのものが必要になりますね。
まとめ
防災用ポータブル電源の選ぶときの電源容量の目安は、使用する機器の電力消費量の確認と使用時間を予測するとでできます。
長時間の使用や予期せぬ状況に備えるために少し余裕を持った容量を選んでおくことも大切ですよ。
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