消火器の設置本数の求め方!

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知っておこう消火器のこと
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何気なく置かれている消火器。あなたの職場に何本の消火器があるのかご存知でしょうか?もしわからなければ暇な時に数えてみてください。きっと必要能力単位と歩行距離に基づいて計算された本数があるはずです。


そこで今回は、消火器の設置本数についての説明です。

必要能力単位<能力単位


必要能力単位と能力単位については、以前にも書いてあるので「なんのこと?」と思った方はそちらもご覧ください。


結論から言うと、建物が必要とする能力単位よりも消火器の能力単位の方が多くなるようにするということです。1本で足りなければ2本、2本で足りなければ3本。というように本数を増やしていき能力単位を多くしていきます。そうやって割り出した本数が、その建物に必要な本数です。

まずは必要能力単位を計算しよう

歩行距離は20M以内を厳守

建物に必要な本数がわかったら、それを均等に割り振って設置していきます。そして、建物内のどの部分からでも歩行距離20M以内に消火器に到達できればOK。部屋の隅っこからでもトイレの個室からでも20M以内です。ここで注意すべきは歩行距離であって水平距離ではないということ。


水平距離というのは、一直線に向かって行く距離です。体育館のような何もないだっだ広い空間だったらそれも可能でしょう。しかしながら、事務所や工場には机や機械がありますよね。それらを避けて移動していくのが歩行距離です。実際に歩行するルートの距離です。


設計事務所から提供された図面を見ると、たまに水平距離で配置してあるときがあり「あなた、机を飛び越えていくつもり?」と思うことがあります。


能力単位で計算して算出した本数では、歩行距離20Mをオーバーしてしまうというとき、そこに追加で消火器を設置します。

直線ではなく歩行距離で計算しよう

危険性のある場所には付加設置

最後に、能力単位と歩行距離で消火器の設置が終わったら、大量の火気を使用する場所がないか、燃料などの危険物を保管する場所はないか、電気設備はないか、を確認します。あればそこにも消火器の設置が必要になりますよ。

付加設置の要否を確認しよう

まとめ

  • 必要能力単位以上の能力単位が必要
  • 歩行距離20M以内にする
  • 危険性のある場所には付加設置する

以上、消火器の設置本数についての説明でした。

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