消火器の大きさは型に比例する。
ネットやホームセンターで業務用消火器を購入するときにはこの型に注意が必要です。
そこで今回は、消火器の型についての話です。
消火器の種類は粉末10型、粉末20型というように型で表現します。実は、この型というのは消火器の大きさを表しています。
数字が大きくなるほど充填されている薬剤の量が多くなり、おのずと消火器本体の大きさも消火能力も大きくなります。
粉末の消火器の場合、3型から始まり一番大きいもので100型まであります。もし、ネットやホームセンターで消火器を購入するときは、現在設置されている型と同じものを購入するようにしましょう。
安いからと言って小さな型のものを購入してしまうと、建物に必要な消火能力を満たせなくなってしまうかもしれません。
充填されている薬剤の量は型ごとに決まっています。消火器というのは薬剤の量によって消火能力が変わるもので大きな数字の型の消火器はそれだけ消火能力も高いということになるのです。
そして、どの型の消火器を何本置けば建物に必要な消火能力が満たせるのかを消防設備士が計算して設置してあるのです。
以上、消火器の型についての話でした。
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