消火器が品薄になっている理由

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知っておこう消火器のこと
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現在、消火器がとっても品薄です。その理由は消火薬剤の原料不足と物流の停滞。入荷まで1〜2ヶ月待ちという場合もあるようです。準備しなくてはいけない事情のある方はご注意を。

そこで今回は、消火器が品薄になっている理由についての話です。

消火器薬剤の原料不足

一般的によく使われている粉末消火器。消火薬剤の主成分はリン酸アンモニウムというものです。化学肥料の原料などにも使われている重要なものなのですが、実は約9割を中国からの輸入に頼っています。

その中国が国内供給を優先させるために輸出規制を行いました。

その結果、リン酸アンモニウム不足により粉末消火薬剤が足りない。さらにその結果、消火器が作れないという事態になっているのです。

物流の停滞

消火器メーカーのなかには中国で現地生産をしているところもあります。いわゆるMade in Chinaですね。そういったメーカーは国内生産メーカーよりもリン酸アンモニウムの入手がしやすいようです。

ところが次なる問題が。コロナ禍による物流の停滞により製造した消火器がスムーズに輸出できないのです。

まとめ

製造したくても消火薬剤の原料不足により製造できない。製造できたとしても物流の停滞により輸出できない。という理由で国内の粉末消火器が品薄となっている状態です。

昨年末の旧規格消火器の使用期限と時期が重なり需要が増えていたのも品薄を高める要因となったのかもしれません。

検査、使用期限などにより消火器を必要としている方は早めに購入の手配をしておくことをおすすめします。

以上、消火器が品薄になっている理由についての話でした。

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