消火器の点検を依頼すると来てくれるのは誰?
おそらく専門知識を有していて的確に点検をしてくれる人達でしょう。では、この人達がどんな資格を持っているのかご存知でしょうか?
実はこれ結構大事なことです。
なぜなら、せっかく業者に依頼するのですから資格を持った人に来てもらいしっかりと点検をしてもらいたい。誰しもそう思うはずです。でも「必要な資格の種類がわからない」となると確認のしようがありませんからね。
そこで今回は、消火器点検に関係する資格の説明です。
関係する資格は2種類
消火器の点検に関係してくる資格は2種類です。乙種第6類消防設備士と第1種消防設備点検資格者。どちらかを取得していれば設置義務がある建物に設置されている消火器を点検できます。では、その違いを見てみましょう。
乙種第6類消防設備士
消火器を扱うことに限定された資格で点検と整備を行うことができます。使用済み消火器の薬剤詰替など整備を行うには必須の資格です。
受験資格の制限がなく数種類ある消防設備士のなかでも比較的合格率の高い資格です。
点検も整備できる
第1種消防設備点検資格者
消火器に限定された資格ではなく、屋内消火栓やスプリンクラーなどの消火設備も点検することができます。ただし、行えるのは点検のみで工事や整備を行うことはできません。
また、受験には実務経験が必要となるため、ある程度の経験がなければ取得することができない資格です。
所定の講習を受講しないと試験を受けられないという制約もあります。その反面、きちんと講習を聞いていれば高い確率で合格できる資格です。
点検しかできない
まとめ
- 消火器点検に関係する資格は乙種第6類消防設備士と第1種消防設備点検資格者
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